いつが最適?ホームページの見直し時期やリニューアルで得られるメリット

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ホームページの必要性は感じつつもサイトが直接の実益に繋がらないような業種の場合、リニューアルするという考えに至らないことが多くあります。実際にサイトはあるもののどう活用すればいいのか分からずそのまま放置されていたり、サイトの意義や目的が曖昧になってしまっている企業様もいらっしゃいます。

サイトが企業とユーザーを結びつける架け橋になるように、見直しの必要性やリニューアルをすることで得られるメリット、そのタイミングについてまとめてみました。

デザインや機能面が古くなってきた

デザインや機能面が古くなってきた

サイトの第一印象で企業イメージがある程度、決まってしまうと言っても過言ではありません。

ユーザーは問題を解決する為に数ある競合の中から企業を絞り込んで選別し情報を集めます。ターゲットユーザーの目に留まり自社の存在や商品・サービスを知ってもらわなければ、サイトを持っていてもサイト自体の意義を果たしていないことになります。

ただ見た目のカッコよさや斬新なデザインがいいという訳ではなく“企業の想いが伝わるサイト”であることが大切です。それに加えてターゲットユーザーに合わせた設計や機能的な導線の設計を見直すことで利便性の向上につながり、ユーザーが「離脱しにくいホームページ」になります。

企業の組織変更に伴って、サイトの内容や方向性が変わった

企業の代替わりや組織変更に伴ってサイトの内容や方向性が変わった

今のビジネスモデルをしっかりと反映しておかなければユーザーと企業の間に「認識のズレ」が生じてしまいます。
ユーザーの求めている最新の情報を掲載し、競合と比べた時の優位性・有益性をサイト上で表現することでユーザーは企業の「今」を知ることができ、それが企業イメージや信用・信頼に繋がります。

レスポンシブの採用を考えた時

レスポンシブの採用を考えた時

今や閲覧方法はPCだけでなく、スマホやタブレットは持っていて当たり前の時代になり、GoogleではPCからの流入数よりスマホからの流入数が上回りスマホが優位となりました。

時代に合わせて企業サイトのあり方も柔軟な対応が必要になってきており、その多様さに適用させることでユーザーが見やすく「問い合わせ」や「資料請求」などの目標に近づけることができます。

サーバやシステムの利用期限が近づいている

サーバやシステムの利用期限が近づいている

WEBサイトを設置しているレンタルサーバの契約期間がある場合や開設当初よりもアクセス負荷が大きい場合、表示されなくなるなどの理由でサーバの移管が必要になった場合など、そのまま新しいサーバへデータを引っ越すという方法もありますが、サイト全体を見直すきっかけになることが多いです。

特に、近年クラウド型のサーバができたことで、アクセス状況に応じてサーバを拡張・増強できます。
セキュリティが重要視されるECサイトなどサーバ負担が予想されるサイトにはリニューアルが必要な場合もございます。

機能が足りない、更新がしづらく時間がかかる

機能が足りない、更新がしづらく時間がかかる

  1. タイミングよく情報を公開したり削除することが出来ない
  2. 更新作業をひとりで抱え込んでいる
  3. 外注先に依頼をしないと更新できない為、時間も費用もかかる
  4. コンテンツを増やす度にサイトのデザインに一貫性がなくなり見づらい

ひとつでも当てはまるものはありませんか?
競合他社のように自社でもタイムリーに情報発信をしていきたい場合、それを可能にするWordPressなど最新CMS(コンテンツ・マネジメント・システム)を導入することで更新スピードが上がり、ストレスなく誰もが簡単に更新できることによって、全体的な仕事の効率もあがるようになります。

良い人材を求めているが有能な人材が来ない

良い人材を求めているが有能な人材が来ない

就職希望者は企業情報を得る為に必ずホームページを訪問します。

自分が働きたいと思える企業であるか、企業としての将来性やビジョン・魅力が感じられるか等、意識が高くやる気のある有能な人材ほど、情報を集め企業を選定します。サイトがないということは企業を知ってもらう機会を失っていることになり、またサイトはあっても機能しておらず、そのままの状態ではマイナスイメージを与え逆効果になってしまいます。

サイト内で企業の魅力をしっかりと訴求し、仕事に対する理解不足やギャップがないように仕事内容を正しく理解してもらうことで早期退職を防ぐことにも繋がります。

まとめ:自社のサイトは企業としての魅力を伝えられていますか?

魅力や思いが伝わるサイトに見直すことで就職希望者だけでなく、今いる従業員の意識を高めるきっかけになったり、企業の目指すべき姿を社員全員が共有できる手段にもなります。

参考:マクロミル「就職活動に関する意識調査」

企業によってサイトのリニューアルを考えるタイミングは様々ですが、サイト自体が企業戦略の目標達成に効果を発揮できていないならサイトの見直しを考える時期かもしれません。リニューアルが必要かな?と感じた段階で、何かしらの課題が出てきていることがほとんどです。

大事なのはリニューアルの理由をしっかりと決めること。リニューアル検討に至る背景からその目的まで落とし込むことで、目指すべき方向が見えてくるかと思います。
但し、リニューアルして終わりではなく、常に最善の状態を保つ為に日常的なメンテナンス・更新作業・アクセス解析などリニューアル前と比較しながら長期的・継続的にサイトを管理していくことが大切になります。

リニューアルすることでその先にある効果はたくさんある事はお分かりいただけたでしょうか?上記に述べた中で思い当たることがあれば、この機会に自社のサイトを見直してみてはいかがでしょうか?

この記事を描いたひと

untenna編集部

企業のWeb担当者と制作会社の想いをつなげるメディア「untenna」の編集部。

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