金融業界からWebエンジニアへ。異業種転職で実感したリアル
初めまして。エンジニアの高野です。
2022年に新卒で信用金庫に入庫し、その後WebスクールやWeb制作会社を経て、2025年4月にユニオンネットへ入社しました。制作会社はユニオンネットが2社目です。
ちょうど入社から1年が経ったので、転職活動を振り返りながら、異業種からWeb業界に転職して感じたことについてもお話しできればと思います。
- Web業界へのキャリアチェンジを考えている
- 未経験からエンジニアとしてやっていけるのか不安
そんな気持ちを持っている方に向けて、実際に異業種から転職してみて感じたことをリアルにお伝えできればと思います。
簡単な自己紹介
- 2000年生まれ
- 新潟県出身
- 京都市在住
- 格闘技(特にボクシング)と猫が好き
「とりあえず」で選んだ進路
東京の大学を卒業後、新卒で京都の信用金庫に入庫。
京都を働く場所にしたのは、どうせなら東京以外にも住んでみたいという安易なものです。
大学3年生の頃、型にはまった就職活動が苦手で、やりたいことも見つからないまま、就活はほとんど進んでいませんでした。
当時は深く考えずに安定性や社会的信頼性を軸に就職活動を進めており、その中で内定をいただいた信用金庫に入庫しました。やっとの思いで入庫したのはよかったのですが、高い正確性と厳密さが求められる環境の中では、自分のポンコツさを痛感する日々でした。
加えて、情報管理を徹底する厳格なルールや業務フローのもとで働く中で、自分の志向との違いを感じ、約1年半で転職を決意しました。完全なるミスマッチですね。
就活生の皆さんは、しっかりインターンに参加して、自分に合った環境を見極めたうえで新卒カードを切りましょう!絶対に!
軽い気持ちで飛び込んだWebの世界
退職後どうしようかな〜と思っていたところ、知り合いのデザイナーからデジタルハリウッド京都(以下デジハリ)を紹介してもらい、
「小さい頃絵とか描くの好きだったし、なんかかっこいいかも〜」
という軽い気持ちで深く考えず(2回目)入校、半年間の学習を経て1社目のWeb制作会社に入社しました。
社員3人の会社だったので、打ち合わせ・デザイン・コーディングまで全部一人で担当していました。
ちょうどAIで業界がざわつき始めた頃だったので、会社の今後や案件規模、自身のスキル面の成長で懸念があり1年ほどで退職しましたが「自分はコーディングの方が好きだな」と気づけたのは大きかったです。
思いがけず始まった転職活動
元々Web制作の勉強を始めた頃からギャラリーサイトでユニオンネットの名前は知っていて、デジハリの先輩でユニオンネットでエンジニアとして働いている山﨑さんからも話は聞いていました。
当時ほぼ未経験の自分が縁をいただける会社ではないと思い、「もう少し経験積んで、半年後くらいにダメもとで受けてみるか」と思っていた矢先、山﨑さんから「よかったらエンジニア受けてみませんか」と連絡をいただきました。
とはいえ、当時は出せるような実績がほとんどなく、そこから1〜2ヶ月ほど準備をしてから応募。転職を急いでいたこともあり、Wantedlyに掲載していた内容をポートフォリオとして提出しました。
申込みから2日程度で初回面談の案内をいただきました。
丸山さんとの初回面談
初回面談は当時の代表の丸山さんとのオンライン面談でした。会社の代表といきなり話すことにかなり緊張してしまい、自然を愛する優しい人だと思われたくて背景に家中の観葉植物を集めたのが懐かしいです。
その甲斐があったのか今になっては分かりませんが、次の日通過の連絡をいただき、残るはオフィスでのチームメンバーとの最終面談になりました。
SNSで見ていた綺麗なオフィスにやっと入れる!と思いとても嬉しかったです。
最終面談、そして内定へ
最終面談は、エンジニアチームのメンバー2人との面談でした。改めて会社やチームについての説明を受けつつ、転職軸やスキルのキャッチアップ方法など、少し踏み込んだ話もありました。
提出した制作物についての質問や、「今後やってみたい実装」なども聞かれたのですが、緊張しすぎて正直あまり覚えていません。
雰囲気自体はとても柔らかく、こちらの疑問にも丁寧に答えていただいたのですが、しっかり準備して臨むに越したことはないと思います。
面談から数日後、内定の連絡をいただきました。嬉しすぎて、前職のオフィスで思わず半泣きになったのを覚えています。
入社の決め手
最終ユニオンネットを選んだ理由はこんな感じ。
- 個人としても成長できる環境があること
- リモート勤務ができる(週3回!京都住みには嬉しい)
- ある程度の社員数がいて、ある程度の案件規模がある
- 天満橋周辺の街並みが好き
特に「個人として成長できる環境」は、Web業界に入るときから大事にしていた軸でした。丸山さんの発信(ラジオやSNS、ブログなど)を通して、仕事や人に対する考え方に共感し、「この人のもとで働きたい」と思ったことが最終的な決め手になりました。
また、最終面談でエンジニアチームの方とお話しする中で、変化の早い業界の中でもチーム全体で適応し続けようとしている姿勢を感じられたことも印象的でした。そうした環境であれば、自分自身も変化に取り残されることなく成長し続けられると感じ、入社したい気持ちがより強まったのを覚えています。

中から見たユニオンネット
他の入社エントリでも触れられていますが、ユニオンネットは本当に人が優しい会社だと感じています。忙しい時に質問をしても嫌な顔をされることはありませんし、自分の時間を削ってでも教えてくれる先輩ばかりです。きっとそうしてきてもらったからこそ、自分も後輩にそうしようという流れがあるのだと思います。
また、無理にコミュニケーションを強要されることもなく、それぞれがちょうどいい距離感で働いているのも心地いいです。雑談したいときはできるし、集中したいときはそっとしておいてくれる、そんな空気があります。
ユニオンネットの制作物にある柔らかい雰囲気は、実際に働いている人たちの人柄がそのまま表れているように思います。
「育てる環境」のありがたさ
入社前は業務についていけるかすごく不安でしたが、エンジニアチームでは人を育てる環境がしっかりと整っています。先輩方は忙しい中でも親身に課題のフィードバックをくれますし、勉強会やコードのレビュー会などが定期的に実施されています。
ある程度のレベルになると自走できてしまうので自分のやり方が固まってしまいますが、こうした機会で他の人にコードを見てもらうことで新しい発見があったり、チーム全体の技術の底上げにつながっていることを実感します。
できない自分と向き合った最初の3ヶ月
前職が少人数の会社で明確なルールが整っていなかったこともあり、コーディングルール一つとっても最初は慣れるのに苦労しました。独学で入社して活躍されている先輩もいる中で、「スクールで何を学んできたんだろう」と落ち込むこともありました。
最初の3ヶ月は、仕事終わりに会社近くのマックでその日の復習や振り返りをするのが日課でした。出来なかった部分を整理し、次の日に少しでも改善できるように、とにかく手を動かしていたと思います。
自分に期待しすぎて落ち込むこともありましたが、チームの素晴らしい先輩方が親身に丁寧に指導してくださり、なんとか今日まで続けてくることができています。
これからのAI時代に求められる力
私は金融業界からWeb業界にきましたが、スクールでも金融業界からの転職者がものすごく多かったです。
私服勤務で、髪色自由で、リモートができて、自由な働き方ができる…etc
そういった柔軟で自由な働き方を求めて転職される方が多いのかもしれません。
実際柔軟で自由度が高いのは事実なのですが、ビジネスマナーやコミュニケーションの重要性がなくなるわけではないと感じています。
むしろ、ある程度自由度が高い環境だからこそ、相手への配慮や基本的なマナーはより求められると感じており、ルールで縛られていない分、自分で意識して行動する必要があります。
また、AIの活用が進んでいく中で、単純な作業やスキルだけでなく、人と人とのやり取りや信頼関係を築く力の重要性は、これからさらに高まっていくと感じています。
自由な働き方に魅力を感じてWeb業界に来る方も多いと思いますが、それに甘えすぎず、社会人としての基本を自分で保ち続けることが大切だと実際に働いてみて感じました。

今後の展望
現在はエンジニアチームでの業務に加えて、今年発足した「広報室」でも活動しています。
エンジニアとしてもまだまだ勉強中の段階なので、「やること増やして大丈夫かな」と不安に思うことも正直ありますが、入社して感じたユニオンネットの魅力を、求職者をはじめとしたさまざまな方に届けたいという気持ちで取り組んでいます。
入社してから今日までの1年間は、ものすごく早く感じました。
それだけ新しいことをたくさん覚え、皆さんによくしていただいて充実した時間を過ごせたからだと思います。
引き続き胸を張って「充実した1年間だった」と言えるように、節操なく色々なことに首を突っ込んでいきたいと思っています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

ほったは、猫怖い...
この記事を描いたひと
企業のWeb担当者と制作会社の想いをつなげるメディア「untenna」の編集部。