初心者が使いやすい無料ブログサービスを比較してみました(2017年版)
WEBサイトの運用と並行して、ブログの更新やSNSの投稿は、今では欠かせないものになりました。ツイッターやフェイスブックの普及により「ブログ滅亡説」も囁かれましたが、やはりコンテンツとして残り続けるブログは、検索エンジンを基軸としたプラットフォームでは今なお健在のようです。
今回は「これから情報を配信していこう」「取り急ぎ今とは別に違うメディアが欲しい」という方のために、人気の無料ブログサービスを比較してみました。
サービス別比較一覧
各サービスの仕様を比較した一覧表になります。
サービス名 | 容量 | 独自ドメイン | アフィリエイト | HTML/CSS編集 |
---|---|---|---|---|
Amebaブログ | 1TB | ✕ | 一部のみ | 一部HTMLのみ |
はてなブログ | 300MB/月 | 有料 | ◯ | ◯ |
ライブドアブログ | 無制限 | ○ | ◯ | ◯ |
FC2ブログ | 10GB | ◯ | ◯ | ◯ |
LINE BLOG | ✕ | ◯ | ✕ |
無料ブログ 各紹介
Amebaブログ
サイバーエージェント運営する人気の無料ブログサービス「アメーバブログ」通常アメブロ。
芸能人利用が多く、会員同士でアクセスや足跡を残し合う特徴があり、コミュニケーション要素も非常に高いブログです。そのため他ブログに比べ、開設当初でもアクセスが集まりやすい傾向にあります。初めてブログを開設する方には「文字や写真を通してコミュニケーションを取る楽しさ」が実感しやすいかと思います。
反面、広告枠が非常に多く、オリジナリティを出しづらいのが欠点です。
Amebaブログ
http://ameblo.jp
はてなブログ
はてなブログを語る上で欠かせない機能「はてなブックマーク」。ブックマークをオンライン上で共有するサービスで、記事へのブックマーク数を知ることができるため、記事単体の質を計ることが出来ます。その特徴から記事がよくバズりやすい反面、炎上もしやすいブログといえるでしょう。
他サービスよりも文章力や情報収集力の高いユーザーが多い傾向にあるため、旬の話題で勝負する必要があるかもしれません。文章中心のブログを検討されている方にはおすすめです。
はてなブログ
http://hatenablog.com
ライブドアブログ
LINEの子会社にあたるライブドアブログ。
デザインテンプレートの豊富さやカスタマイズ性の良さからアフィリエイターの利用が非常に多い人気ブログです。何と言っても魅力的なのは「容量制限がない」ということ。初期に10GB設定なのですが、申請次第でいくらでも追加してくれる、という太っ腹ぶり!独自ドメイン所有の方は設定も可能なため、非常に拡張性に富んだブログサービスと言えるでしょう。
ライブドアブログ
http://blog.livedoor.com
FC2ブログ
ブログサービスの中でもトップクラスの利用者を誇り、その他にもレンタルサーバーや動画サービスの提供も行っているFC2が提供するブログサービス。
テンプレートが多くカスタマイズ性も高いため、少しの知識でも様々なカスタムが可能です。ただし1ヶ月以上更新しないと、大きな広告が強制的に表示されてしまうので、更新が滞りそうな方には不向きなサービスです。
FC2ブログ
http://blog.fc2.com
LINE BLOG
芸能人や有名人にしか解放されていなかったLINE BLOGですが、2016年11月より一般開設になりました。
現在スマホ操作からのみのブログとなっておりますが、SNSの拡張版に近いサービスです。ハッシュタグやフォロー機能、いいね、コメント機能などコミュニケーションにも優れています。掲載できない業態として、ダイエット系やアダルト・出会い系・金融系などはNGとされています。あまり営業色の強い写真を使用した場合「削除」されることもあるそうです。
LINE BLOG
http://www.lineblog.me
番外編
従来の無料ブログサービスでは物足りない方は、こちらのサービスが良いかもしれません。
g.o.a.t
KDDIウェブコミュニケーションが提供する、これまでにない新しい価値観を作り出す、デザイン性に非常に優れたビジュアルブログ。無料で利用可能なストックフォトサービスや画像のフィルター機能も備わっています。現在β版でのリリースのみですが、今後どういった展開を見せるのか非常に楽しみなサービスです。
note
文章をはじめイラストや音源など、クリエイターと読者をつなぐサービス、note。コンテンツを切り売りする時代の先駆者とも言える当サービスです。記事を“本気で”コンテンツ化したい方にはおすすめです。
まとめ
人気の無料ブログを紹介してみました。広告制限のあるものからSNSの要素が備わったもの、独自ドメイン設定が可能なものなど、それぞれサービス毎の特徴がありますね。ブランディング、サービスの紹介、スタッフブログ、アフィリエイト・・・など用途は多くありますが、読者(ユーザー)あってのブログです。
番外編にあるnoteのように経験や体験を文字化し、コンテンツとして売り出すことも、今では当たり前のことです。
そのためにも自分が長く続けられる最も適したサービスを選択することでしょう。
ブログを通して何を実現したいかを明確にすることで、今後どういった機能が必要になるかわかってくるでしょう。今の自分と未来の目標に併せて最も適したサービスを選びましょう。
この記事を描いたひと
UNIONNET Inc. 代表。デザイナー、広報を経て、2017年にWeb制作会社を事業承継。採用や組織づくりについて考える三児の父です。
@maruyaman1984