メディアサイト参考|2017年Jリーグ開幕!スタジアムに行きたくなるウェブサイト6選
こんにちは、秀野です。
ついに今年もJリーグが開幕しましたね。私事ですが、早速先日、セレッソ大阪vsジュビロ磐田を長居スタジアムまで観に行ってまいりました。開幕戦ということもありスタジアムは満員御礼で、試合前から終了までとても盛り上がり、いよいよ始まる今季の幕開けに胸が熱くなりました。
そんなたくさんの感動を与えてくれるサッカーですが、プロともなるとクラブ運営には選手育成やチームワーク強化はもちろん、応援してくれるサポーターも重要な存在です。少しでも多くの人にクラブのことを知ってもらうために、最新ニュースや試合情報などクラブ独自の情報発信は日々欠かせません。
今回は、そんなJリーグのクラブに焦点を当て、「応援したい!」「スタジアムに行ってみたい!」と思えるような工夫をこらしたコンテンツを持ったメディアサイトをご紹介します。
シンプルながらも魅力が伝わる構成「名古屋グランパス」
今季は「1年でのJ1復帰」を目標に掲げる名古屋グランパス(@nge_official)。
WEBサイトはチームカラーのバーバリアンレッドがバランスよく使われたすっきり見やすいデザインとなっています。
プロスポーツクラブのサイトはコンテンツ量も多く情報整理が難しいことが特徴のひとつですが、名古屋グランパスのサイトは、一見シンプルながらもしっかりとクラブの魅力を伝えられている点で非常に参考になるサイトであると思います。
特に試合中のリアルタイムレポート、試合後のコーチや選手のインタビュー、動画・写真での試合のプレビューなど、実際に試合を見ていなくても楽しめるような工夫を凝らしたコンテンツが充実しています。
幅広くぶ厚い選手層をアピール「セレッソ大阪」
柿谷曜一朗選手や山口蛍選手など、日本を代表するスタープレーヤーも多く所属するセレッソ大阪(@crz_official)。
ピンクのユニホームが印象的ですが、WEBサイトは紺とピンクでメリハリの利いたセンスの良さを感じさせるデザインです。セレッソ(CEREZO)=スペイン語で「桜」という意味もあり、背景のさりげない桜のあしらいも注目ポイント。
キッズやレディースも含め幅広い層の選手育成に力を入れていることが特徴の同クラブですが、WEBサイトでもTOPチームの選手と同様に下部組織の選手も一人ひとり丁寧に紹介されています。セレッソ大阪の一員としてプレーしているという意識を持て、選手としてもモチベーションが上がりそうですね
オシャレでスタイリッシュ「川崎フロンターレ」
昨シーズンはチャンピオンシップや天皇杯など多くの熱戦を繰り広げた川崎フロンターレ(@frontale_staff)。
パスを駆使した高い攻撃力が魅力の同クラブですが、WEBサイトはチームカラーの水色は控えめに、フォントは細めのものを使用したスタイリッシュなデザインが印象的です。白背景を基本にした見栄えのある選手写真や、雑誌のような構成のインタビュー記事などオシャレなコンテンツが目を引きます。
ホームゲームでは人気バンドやお菓子などとのコラボ企画も多く、サッカー観戦初心者でも応援に足を運びたくなるような雰囲気づくりがよくできていると思います。
試合観戦のためのコンテンツが充実「大宮アルディージャ」
攻守両面でのスピードのある試合展開が、見る人を惹きつける大宮アルディージャ(@Ardija_Official)。
トップページではフル画面で写真を出すことで迫力ある雰囲気がダイレクトに伝わってきます。
また、ニュースや試合情報、動画などのコンテンツはタブを使った切り替えで整理されており、必要な情報を探しやすい印象を受けました。
試合ページは様々な情報が紐づいて掲載されていることが特徴的で、試合詳細だけではなくその日のイベント・グッズ・グルメ等の情報や、前日練習のフォトギャラリーまで網羅されている充実っぷり。
スタジアムを訪れる前からワクワクしてしまいそうですね。
あふれる地元愛「松本山雅フットボールクラブ」
ホーム・アウェイ関わらずいつも多くのサポーターが応援に訪れることで有名な「地域密着型クラブ」松本山雅(@yamagafc)。
同クラブのサポーターは山雅ファミリーと呼ばれ、J1昇格に向けて地域をあげて共に歩んできました。
J2ながら、WEBサイトの内容はとても充実しており、日々のニュースの他に松本山雅FCプレミアムという独自コンテンツで様々な企画も行っています。
「スマイル山雅」というテーマを掲げた地域社会貢献活動にも積極的に取り組んでおり、地元を愛する松本山雅らしさが伺えます。
ポップで親しみやすいデザイン「サガン鳥栖」
昇格・降格を繰り返すクラブが多い中で、九州でしっかりとJリーグに足を着けて戦っている姿が印象深いサガン鳥栖(@saganofficial17)。
WEBサイトはパステルカラーとかわいらしいイラストのグローバルメニューがポップで親しみやすい印象です。
ボタンクリック時やバナーにカーソルを重ねた際のアニメーションなど、細部に至るまでユーザーを飽きさせない工夫がされていることが特徴。
TOPページアクセス時に、チームマスコットのウィントス君が右上からから左下へと飛んでいくアクションも、見ていて楽しいですね。
まとめ
もっともっとたくさんのクラブをご紹介させていただきたかったのですが、今回は以上の6つと絞らせていただきました。様々なクラブのサイトを調査していて気づいたことは、情報整理がしっかりとされ、且つクラブの魅力をうまくアピールできているサイトが多かったことです。
クラブを運営していく中で、日々多くの情報発信が必要な中、それをサイトでいかにわかりやすく魅力的にユーザーに伝えていくことは至難の業です。レスポンシブデザインなどを使って様々な閲覧環境を考慮した上で、ユーザーが迷子にならない設計をしつつ、クラブの特徴や魅力もうまく伝えるといった、各クラブ様々な工夫がこらされており非常に参考になりました。
自社サイトの情報整理や魅力の伝え方にお困りのウェブ担当者の方がおられましたら、一度、プロスポーツチームのサイトを参考にしてみてはいかがでしょうか。良いヒントが見つかるかもしれませんよ!
この記事を描いたひと
株式会社ユニオンネットのスタッフ。
https://www.unionnet.jp/company/#staff