コロナ禍で需要が高まった、3つのWebマーケティング

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新型コロナウイルスの感染拡大により、今までオフラインで行われていた営業活動やマーケティング活動はオンラインへとシフトしていき、Webマーケティング市場に大きな変化が起こっています。

そこで今回はコロナ禍で起きたWebマーケティングの変化を事例をもとに考察していきます。

1. オンラインセミナーによるプロモーション活動

生活者起点のリサーチ&マーケティング支援を行なうネオマーケティングが実施した調査結果によると、新型コロナウイルス感染拡大の前後で取り組んだオンラインでのマーケティング施策のうち、効果が上がったと回答した方の割合が最も高かったのは、「オンラインセミナー」であり、質問者の7割以上の方が効果を実感されているようです。

オンラインセミナーは、場所を問わずに幅広い層へアプローチができるため、より多くの消費者に自社サービスが認知され、売上に繋がったのでしょう。

  • 消費者と直接コミュニケーションを取りたい
  • より多くの人に自社の魅力を伝えたい

という企業担当者様や個人事業主の方はオンラインセミナーによるプロモーションを実施すると良いでしょう。

2. インターネット広告

産業経済研究委託事業の調査結果によると、2020 年のインターネット広告費はマスコミ四媒体広告費(新聞、雑誌、ラジオ、テレビメディア)とほぼ同額となっており、新型コロナウイルスの感染拡大に伴うインターネット広告の利用率の増加が見られています。

これまでマスコミ四媒体広告やプロモーションメディア広告で認知拡大を狙っていた多くの企業がWeb広告市場に流れ込んでいるため、今後はより質の高いクリエイティブと資金力が求められるでしょう。

広告は即効性が高い分、資産にはなりにくいのでマス層にリーチするためのツールとして使い、SNSをはじめとする他の媒体とうまく組み合わせて運用するようにしましょう。

【関連記事】テレビ広告からインターネット広告へ。Web・SNS・ネットTV、移り変わるデジタル広告市場について。

3. SNSでのプロモーション

コロナショックによって自宅で過ごす時間が長くなった結果、「コロナウイルスに関する情報収集」や「友人や知人とのコミュニケーション」のツールとして人々がSNSを利用する時間はより長くなりました。

そして、echoes on Twitterによると、SNSを見る時間が増えたことで、企業公式アカウントの投稿が増えたと感じる人は27%にのぼりました。この数値は「コロナウイルス関連の情報」の82%に次ぐものなので、コロナショックをきっかけにSNSでプロモーションを行う企業が増加していることが分かります。

さらに多くの人は「企業がSNS上でプロモーションすることそのもの」には肯定的であることも伺えました。ただし、SNSという馴染みのあるツールでプロモーションを行う場合、顧客や従業員のことを考えておらず、企業の都合を第一優先していると取られる姿勢はすぐに見抜かれてしまいます。

ユーザーが求めるコンテンツを投稿したり、企業が社会に貢献している姿を見せていくことがSNSで消費者からの信頼を獲得するうえで重要です。

まとめ

今回はコロナ禍で起きたWebマーケティングの変化についてまとめました。

コロナショックをきっかけに企業のプロモーションやマーケティング活動はオンラインに移行しています。これを機に現在のWebマーケティング市場を把握し、競争の激しいオンラインプロモーションを制したうえで消費者に自社の商品や魅力を適切に届けられるようにしましょう。

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この記事を描いたひと

untenna編集部

企業のWeb担当者と制作会社の想いをつなげるメディア「untenna」の編集部。

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