マーケター必見!【目的別】取得すべきWebマーケティング資格
トレンドの早いウェブ業界では「資格なんて無意味なのでは?」とよく言われがちです。もちろんノウハウを提供するウェブ業界では「知っている」では意味がなくその状況に応じて適切に「使える」、「実施し成果を残せる」ことがとても大切です。
また資格というと技術的な専門知識の勉強をする方は多いですが、マーケティング系の勉強をする人間はわずかです。マーケティングのようなノウハウは可視化することがすることが難しいため、転職時にご自身がノウハウを持っていることを伝えるのは難しいです。
そのため転職時のノウハウの根拠としても、ご自身のキャリアアップとしても是非ウェブ系資格を勉強し取得してみましょう。
目的別に考えてみよう
どんな事業・サービスでも誰にどのような価値を提供するかを明確にしなければうまく活用できません。「マーケティングを学ぶ」ことや「マーケティングスキルをつける」ことでも誰がどのようになればよいか?を明確にする必要があります。様々な状況の方がいますが、今回は下記5つのパターンを想定し、おすすめの資格をご紹介します。
- マーケティングに興味がある、マーケティングに携わる仕事を始めたばかりというマーケティング初心者
- デザインの勉強を始めアドビツールを使えるようになりたいというデザイナー、クリエイター
- マーケティングの知識を自社ウェブサイトに活かしたいと考えている自社マーケティング担当者
- ウェブマーケティングの知識を磨きクライアントに幸せになって欲しいと考えているウェブマーケティングコンサルタント
- 経営的視点でマーケティングを活用したいと考えている経営者
マーケティングについて1から学びたい
「ネットマーケティング検定」
ネットマーケティング検定
https://www.sikaku.gr.jp/nm/
マーケティングに興味を持った時、マーケティングに携わる職業についた時、何から勉強すれば良いかイメージできますか?マーケティングの概要、マーケティングの基本知識を学ぶことを目的とするのであれば、ネットマーケティング検定がおすすめです。
ネットマーケティング検定とはサーティファイが主催している民間資格です。ネットマーケティングの基本知識を広く浅く学ぶことができる内容となっており、資格試験では1級、2級、ベーシックなど等級が複数用意されています。1つの分野を特化することは難しいですが、マーケティングの幅広い知識を身につけるための資格としてはおすすめです。「マーケティングといわれても全くわからない!」という方でしたら、まずはネットマーケティング検定にチャレンジしてみてください。
デザインの勉強を始めアドビツールを使えるようになりたい
「アドビ認定アソシエイト」
アドビ認定アソシエイト
https://adobe.odyssey-com.co.jp/index.html
デザインをする際に使用されることが多い、アドビツール。中でもPhotoshopやIllustratorはデザイナー・クリエイターの多くが使用したことがあるのではないでしょうか。デザインの勉強を始めたばかりで、「PhotoshopやIllustratorを勉強したい!使えるようになりたい!」とお考えなら、アドビ認定アソシエイトがおすすめです。
アドビ認定アソシエイト(ACA)とは、PhotoshopやIllustratorを提供しているアドビ システムズ社公認資格です。PhotoshopやIllustratorの基本知識や画像編集、イラスト制作に必要な知識とスキルを学ぶことができます。デザイナーとして基本知識・スキルを身につける一歩目としては最適ですね。アドビ認定アソシエイトで学んだ知識・スキルを磨いていくことで、デザイン事務所や印刷会社、ウェブ制作会社での実務に活かせます。ただ基本知識・スキルがメインのため、PhotoshopやIllustratorが使える方にとっては簡単すぎる内容になる可能性があります。
マーケティングの知識を自社ウェブサイトに活かしたい
「Marketing Analyst(IMA)検定」
Marketing Analyst(IMA)検定
http://ima-kentei.jp/
自社マーケティング担当者は「マーケティングの基本は知っている」だけでは意味がなく、「実施し成果につなげること」が必要です。本やセミナーでは概念を学んだが、自社ウェブサイトにどのように活用するべきか悩んでいるマーケティング担当者は少なくはないのではないでしょうか。そのような方にはMarketing Analyst(IMA)検定がおすすめです。
Marketing Analyst(IMA)検定とはクラウドマネージメント協会がウェブマーケティング知識を実践に移せることを目的とした検定です。実践できるようにすることが目的のため、丸暗記ではなく試験中も検索可能にしています。実務を行う上で分からないことがあれば検索することが必要なため、検索する力を身に付けられるような形式にしています。
ウェブマーケティング知識だけではなく、実務スキルを身につけたい!とお考えでしたら、是非チャレンジしてみましょう。
ウェブマーケティングの知識を磨きたい
「ウェブ解析士」
ご自身のウェブマーケティング知識・スキルを磨き、クライアントに還元したいと考えている方にはウェブ解析士の資格がおすすめです。
ウェブ解析士とは一般社団法人ウェブ解析士協会(WACA)が実務で活躍できる人材を育成するために設けた認定資格です。ウェブマーケティング知識やウェブ解析について学び、課題の発見方法、改善手段を学びます。
ウェブ解析士の上位には2つ資格があり1つは上級ウェブ解析士という資格です。ウェブ解析データを基にクライアントに適切な改善提案ができることを目的としているため、クライアントごとの課題把握と改善案の提示、KPIの設定方法などを身に付けることができます。その上位資格としてウェブ解析士マスターという資格があります。ご自身が講師として講演し、自社マーケティング担当者やウェブマーケティングコンサルタントに指導をできるようになることを目的とした資格です。
ご自身のウェブマーケティング知識・スキルを磨きクライアントにもっと幸せになって欲しい!とお考えの方は是非チャレンジしてみましょう。
経営的視点でマーケティングを活用したい
「経営学修士(MBA)」
経営的な視点でマーケティングを活用したい!とお考えでしたら経営学修士(MBA)がおすすめです。MBAとは経営学修士号と呼ばれる学位で、経営者や経営をサポートするビジネスのプロフェッショナルを育成することを目的としています。あくまでもマーケティングは手段です。経営全体の課題を把握し、解決するためにマーケティングが活かせます。
経営の3要素のヒト・モノ・カネの知識を取得することが経営学修士(MBA)では可能なため、経営者の方、将来経営者になりたい方は是非チャレンジしてみましょう。
ウェブマーケティングの資格といっても様々な資格があります。
その資格にチャレンジするにも、明確な目的がなければうまくいきません。キャリアを始め、今の業務をもういち段階引き上げるため等、目的を明確にし是非チャレンジしてみてください。
資格取得で勉強するの楽しいよね
この記事を描いたひと
企業のWeb担当者と制作会社の想いをつなげるメディア「untenna」の編集部。