Webデザイナーがセレクトする「お気に入りのキービジュアル」5選
こんにちわ、ユニオンネット広報の松山です。
みなさんには「お気に入りのキービジュアル」はありますか?普段何気なく手にとる雑誌や、よく目を通しているあのサイトでも、視覚的にイメージが伝わりやすいキービジュアルは、とっても大切な役割を果たしています。
そこで、普段制作に携わるユニオンネットのデザイナーチームは、どんなサイトを見て「素敵!」と感じるのか、お気に入りのキービジュアルと、そのポイントを聞いてみました。
▼デザイナーの紹介
佐々木 可奈:家族とデザインとゲームが好き
吉川 真穂:推しポケモンがヨクバリス、ビッパ、シェイミ
宮下 大輝:デザイナー&アパレル店員&モデルのマルチプレイヤー
佐々木さん、セレクト
とにかく文字のデザインセンスが抜群「D.A.Consortium CAREER SITE」
切り替わり後の作り込みやデザインがすごいですね
テキストがスクロールでデザインされる発想はなかなかないですね!
アーチ状にまとめた形状が新鮮!「ICS×MDX×DYU JOINT GRADUATION EXHIBITION」
アーチ状の画像配置が新鮮で、面白いなぁと感じたビジュアルです!
横並びの配置はよく見ることがあるんですけど、これは文字も画像もまるく並べられていて、「あぁ、こういう配置があるんだ!」って発見でした。
これ、画像1枚1枚もしっかりした長方形じゃなくて、少し変形した(カクカクした)形で見せているのもこだわってそうですね。
吉川さんセレクト
様々な仕組みで、直感的に“かわいい!”を刺激するデザイン「ウポポイマガジン」
アイヌ文化を伝えるメディアサイトなんですけど、見た瞬間から「うわ!かわいい!」と直感で思いました。
2カラムのデザインって、メニューが左側にくるのが多いんですけど、それをタイトルにしてるのも珍しいですし、切り抜いた写真を配置しているのも個人的にはすごく好きなビジュアルですね。
確かにこれはかわいい!右に投稿が並んでいて、左に表紙がずっと表示されるので、全体的に楽しいイメージが持てますね。
雑誌っぽいデザインですよね。
宮下さんセレクト
モデルは専務!?思わず目を惹きメッセージ性もしっかり伝わる「養老ミートオンラインストア」
このイラスト専務さんらしいです。
社長さんやお偉いさんの顔出しをキービジュアルの真ん中にもってくるってなかなか斬新なアイディアだと思うのですが、両頬落下の軍配や、お肉が空から降ってくるデザインなど、作り込みが・・・もうとにかくすごいです。凄すぎますよね。
行司さんに扮して土俵でお肉を戦わせているのも「目利きの力で軍配が上がる」のキャッチコピーをしっかり伝えられる要素になっていて、開いた口が塞がらないとはこの事だな、と。
まるでカメラのファインダーを覗いているような気持ちになれる「town | 小田急の仲介」
スクロールで奥行きのある演出が素敵なキービジュアルです。再読込すると人のパターンも変わって、ピントが奥に合っていくのも、写真に目がいく効果があるように感じました。
おおおおお!
これはすごい。
パラパラ漫画みたいに、何枚も写真があってズラしながらつくってるみたいです。珍しいのもありますし、作り込みが素敵ですね!「まちと人」のコピーに合わせてカメラのファインダーのように、まちに焦点を当てているときと、人に焦点をあてているときがあるのも参考にしたいなーと感じました。
これはコンセプトが決まってないと写真用意できないですよね。事前にしっかり打ち合わせされたんだろうなー。
コンセプトありきな感じがしますね。素敵!
サイト訪問者の印象を大きく担う、キービジュアル
これだけ膨大なサイトがある中でも、キービジュアルひとつとって見れば、まさに多種多様であることがわかった今回の企画。
“コンテンツが重要”と言われるWebサイトですが、サイト訪問者にとってはじめて触れるキービジュアルが担っている「印象」の役割は非常に大きいと感じました。そのため、ロゴ、イメージフォト、キャッチコピーなど、そのサイトを表すための様々な要素を組み合わせてつくる必要があるのですね。
広報としての立場からでも普段から、このキービジュアルにはどんな意味があるのかな?何を伝えたいのかな?という視点をもってサイトをみるだけでも、勉強になるなと感じました!
なにより、こうしてデザイナーチームのお気に入りのキービジュアルを聞いてみることで、サイトに対しての見方がまたひとつレベルアップした気がします……!
デザイナーチームに聞いてみたシリーズは今後も作成予定ですので、次回の記事もお楽しみに!
KV?MV?FV?正解どれだ?
この記事を描いたひと
株式会社ユニオンネットのスタッフ。
https://www.unionnet.jp/company/#staff
普通のテキストがスクロールでデザインされる演出には驚きました。
タイトルの「THINK OUTSIDE THEBOX」が「箱の外を考える」という意味だと思うのですが、最初の四角が真ん中にきゅっと寄せ集まったあとに、この文字が出てくるんです。コンセプトに合わせたデザインなので、惚れ惚れしました。