SNSの投稿で気をつける文章と写真、コンテンツのポイント
今やSNSは、「拡散力が優れている」「利用方法も直感的で分かりやすい」という特長ゆえ、商品のPRや集客の施策を打ったり、他者とのコミュニケーションを図ったりするためのツールとして多くのユーザーに利用されています。
しかし、自分の投稿が思ってもいない形で拡散されてしまい、炎上などの様々なトラブルに巻き込まれてしまうのは困りますよね。
そこで本記事では、「SNSの投稿で気をつけるべきポイント」について解説していきたいと思います。
文章で気を付けるポイント
SNSの投稿は、文章の内容が全てといっても過言ではないので、まずは文章面で気を付けるべきポイントをしっかりと押さえましょう。
1. 触れない方がいい話題を心得る
人によって思想や立場が異なるであろう内容を不特定多数の人々が見ているSNSで発信するのは避けた方が無難です。
特に
- 政治
- 宗教
- 経済・地域格差
- 性差別・セクシャリティ
- スポーツ
- スキャンダル
などのセンシティブな話題や考え方に多様性がある話題に対して偏った意見を投稿してしまうのは、炎上につながる可能性が非常に高いので、避けるべきです。
2. 災害・戦争を彷彿させる文章には注意する
災害や戦争を思い出させる投稿は、投稿時期によっては悪気が無くても炎上するケースがあるので、細心の注意を払う必要があります。
例えば、台風の被害が深刻に発生している地域がある状況で、家屋の倒壊や河川の氾濫、それに伴う人の死を連想させるような投稿は不謹慎だと思われてしまうため、禁物です。
また、「なんでもない日」や「普通の日」といった表現を、戦争の記念日や史実にまつわる日に投稿して炎上したケースもあるので、災害や戦争に関する表現を安易に使わないのはもちろん、投稿日にも気を配るようにしましょう。
写真で気を付けるポイント
写真の情報量は文字だけの投稿に比べてはるかに多いので、写真面で気を付けるべきポイントもしっかりと押さえましょう。
1. 写真に含まれる情報に注意をする
SNSで投稿された写真は簡単に拡大することができるため、投稿者が意識していなくとも、背景や標識といった情報から
- 個人情報
- 撮影場所
- 撮影時間
- 所在地
などが特定されてしまう場合があります。
また、写真から特定された所在地の情報から、その人の日常の行動パターンが二次的に把握され、ストーカーに発展した事例もあります。
このように、写真に含まれている情報は文章に比べてはるかに多いため、個人情報や信用、人間関係にネガティブな影響を及ぼす内容でないかどうかを投稿前にしっかりと確認しましょう。
2. プライバシーや著作権の侵害しない内容かを確かめる
投稿しようとしている写真にあなた以外の人物やその人物と関わる情報が映り込んでる場合は、プライバシーの侵害について考える必要があります。
著作物や人が映り込んでいる写真を許可なくSNSに投稿してしまうと著作権や肖像権の侵害に当たってしまい、犯罪にまで発展する場合があります。他者の権利を侵害してしまう可能性があるコンテンツが投稿に含まれていないか、しっかりと確認するようにしましょう。
まとめ
今回はSNSの投稿で気を付けるべきポイントを解説しました。
不特定多数のユーザーと気軽にコミュニケーションを取ることができるSNSは、便利な反面リスクもあるので、今回解説したポイントを踏まえて、自分の発信が望む形で他のユーザーに届くように心掛けていきましょう!
調子に乗りすぎない、って事ね
この記事を描いたひと
企業のWeb担当者と制作会社の想いをつなげるメディア「untenna」の編集部。