業務効率改善!?快適なデスクワーク環境をつくる「観葉植物」8選
毎日何時間もパソコンに向かってデスクワークをしていると、ついつい集中力も途切れがちになってしまいますよね。そんな時は、デスクに観葉植物を置いてみてはいかがでしょうか。
観葉植物を置くと気分が安らぐリラックス効果を得られるので、リフレッシュできて集中力もアップするんですよ。
今回は、快適なデスクワーク環境をつくるためにおすすめの観葉植物を8種類、厳選してご紹介します。
観葉植物の「森林浴効果」で業務効率がアップする
緑あふれる公園や森に行くと、なんだか心が癒されてリラックスできるものですよね。心にも身体にもいい森林浴ですが、これは木々から発生するマイナスイオンとフィトンチッドという香り成分の効果によるものと言われています。
実は、室内でも手軽に育てられるということで人気の観葉植物もマイナスイオンやフィトンチッドを発生させるので、デスクに置くことで森林浴と同じ効果を得られるんですよ。それだけでなく、眼精疲労やドライアイ、ストレスの軽減にもつながり、モチベーションや生産性の向上にも効果があると、数々の研究で実証されています。
デスクにお気に入りの観葉植物を置けば、集中力が上がって業務効率も改善できそうですね。
デスクでの観葉植物の飾り方と手入れの方法
デスクに飾る観葉植物のサイズは、手のひらサイズから少し大きめのサイズがおすすめ。というのも、デスク上には資料や文房具など様々なものを置いているので、あまりにも小さすぎるとものの陰に隠れてしまったり、気づかずに倒してしまったりする可能性があるからです。
観葉植物を購入した際は、お気に入りのデザインの鉢に植え替えてあげましょう。そうすることでもっと愛着が湧きますし、デスクのインテリアも個性的で華やかになって気分が上がりますよ。
観葉植物は手入れが簡単で育てやすいものが多いですが、放っておいたら枯れてしまったりデスクが汚れてしまったりします。葉や土を清潔に保って、ほこりや汚れは優しく拭いてあげましょう。土の上に落ちた葉は捨て、鉢下にたまった水は捨てることで観葉植物の寿命も延びます。また、定期的に日光浴させてあげることで元気に育ちますよ。
快適なデスクワーク環境をつくる観葉植物8選
デスクワークで疲れた心と身体を癒してくれる観葉植物。
中でも、育てやすく見た目もかわいいおすすめの観葉植物を8種類紹介します。
シュガーバイン
5枚の葉が手を広げたように見える、愛らしい見た目のシュガーバイン。
小さいですが寒さにも強いので、「すこやか」という花言葉がつけられています。真夏の強い直射日光には弱いので注意が必要ですが、カーテン越しに時々日光浴させてあげることで葉色が美しく育ちます。水やりは、土の表面が乾いてきたらたっぷりと水を与えましょう。与えすぎると根腐れを起こしてしまうので注意。鉢下の水は捨てるようにしてください。
なお、冬場は土の表面が乾いてから2~3日ほど経ってから水やりするので十分です。肥料は少なくても枯れることはありませんが、育成期の4~10月頃に観葉植物用の液体肥料を2週間に1回ペース程度で与えてあげると、元気に育ちますよ。
ポトス
大きなハート形の葉が爽やかで、観葉植物の中でも圧倒的な人気を誇るポトス。
葉色は真緑、黄緑、緑と白のマーブルの3種類があり、斑の入り方や葉色が異なる品種が50種類以上もあるので、好みの見た目を選べるのも嬉しいですね。暑さや乾燥にも強く、光が少ないところでもよく育つので非常に育てやすいのがポイント。光をあまり浴びなくても育つ「耐陰性」という性質を持っているので、室内のどこに置いてもよく育ちますが、斑入りのマーブルは時々日光浴させることで模様がきれいに出てきます。
ただし、葉色が変色してしまうので直射日光は避けて、カーテン越しに陽の光に当ててあげましょう。水やりは、土が乾燥して白っぽくなってきたらたっぷりと水を与えます。冬場は水の吸収が悪いので、1週間に1回程度の水やりで十分。夏と冬にはときどき霧吹きで葉っぱに水を吹きかけてあげると、乾燥を防いで美しく育ちます。
ガジュマル
ぽってりとした幹が個性的でかわいらしいガジュマル。
土の上に気根(きこん)と言われる根っこが出てくるのが特徴で、見た目に変化があるので飽きがきません。日光浴が好きな植物なので、明るい窓辺に飾ると元気に育ちます。日陰でも育ちますが、枝が細くなり見た目があまりよくないため、定期的に日光浴はさせてあげましょう。
ガジュマルは春から夏にかけて生長するので、1日に1回ペースで水をあげてください。半月に1度は液体肥料をあげることで、栄養不足を防げます。逆に冬場は生長がほぼ止まるので肥料は与えず、水も土が乾燥してから2~3日後に与えるので十分です。
サボテン
世界中に5,000種類以上もあると言われる、トゲトゲの見た目がかわいいサボテン。
灼熱の国が原産なので、1日に3~4時間程度日光浴をさせることで健やかに育ちます。5月~9月は生長期のため、この時期は土の表面が乾燥したらたっぷりと水をあげてください。10月~12月は半月に1度、1月~4月はサボテンの休眠期のため1か月に1度の水やりで十分です。
水やりのペースを間違えると枯れてしまうので、サボテンの生長リズムに合わせて手入れをしてあげてくださいね。
ワイヤープランツ
細い赤茶色の茎に、小さく丸い葉を茂らせる姿が可憐なワイヤープランツ。
日差しを好む植物なので、日当たりのいい窓辺に置くとよく育ちます。乾燥には弱いため、エアコンの風が直接当たる場所を避け、土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えましょう。水のやりすぎも根腐れの原因になるので、土にさした割り箸が湿っていないときに水やりをすると、ちょうどいいペースを保てますよ。
アイビー(ヘデラ)
長いツルにマーブル模様で星形の葉をつけるアイビー(ヘデラ)。
育てやすく、インテリアとしてもおしゃれなため非常に人気が高い品種です。丈夫な植物なので蛍光灯の光でも十分生長しますが、時々日光浴させてあげると葉色が鮮やかになり元気に育ちます。冬場以外は、土の表面が乾いたら鉢下にたまるくらいたっぷりと水をあげてください。冬場は、乾燥してから数日後に水やりするので十分です。
パキラ
ぽてっとした幹から、鮮やかな緑色で細い卵型の葉がなるパキラ。
どんなインテリアにもなじみやすく、暑さや乾燥に強く丈夫なので根強い人気を誇ります。あたたかい国が原産なので、定期的に日光浴させることで美しいバランスで育ちます。
4月~10月の生長期は土が乾燥したらたっぷりと水をあげ、真夏は毎日水やりしてあげましょう。半月に一度、水やりの代わりに液体肥料を与えるとよく育ちます。冬場は水の吸収力が弱まるため、乾燥してから数日後の水やりで十分ですよ。
テーブルヤシ
南国の雰囲気で細長い葉がスタイリッシュな見た目のテーブルヤシ。
ある程度明るい場所であればどこでも育ちますが、葉色を美しくするためにも時々日光浴をさせてあげてください。
湿度が高い環境を好む植物なので、4月~10月は土の表面が乾燥したらたっぷりと水を与え、定期的に霧吹きで葉に水をかけてあげましょう。11月~3月は乾燥してから数日後の水やりで大丈夫です。
まとめ
観葉植物は種類によって見た目が様々で、好みに合わせて選べるのも楽しみの一つ。手入れも簡単で、土が乾燥したら水をやれば基本的に丈夫に育ちますので、仕事の邪魔になることはありません。
どの観葉植物でもマイナスイオンとフィトンチッドが発生して、森林浴と同じ効果を得られるので、リラックスできますし眼精疲労やストレスを軽減することができます。デスクに一つ置くだけでも、気分がリフレッシュして業務効率も上がりそうですよね。
デスクワークで集中力が途切れがちな方や、何か気分転換してみたい方は、ぜひデスクに観葉植物を置くことを検討してみてください!
この記事を描いたひと
株式会社ユニオンネットのスタッフ。
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